成宮寛貴さんの芸能界引退という報道と成宮寛貴さん自身の直筆手紙を見て、思うところがあるので少しだけ書かせてください。
今の私の考えを衝動的に書き連ねるので文章が変だとか色々あるとは思いますがご了承ください。
成宮寛貴さんの芸能界引退については各メディアやTwitterなどで拡散され、みなさんもご存知のことかと思います。
私が今言いたいのは麻薬を本当に使ったか否かではなく、成宮寛貴さんの精神状態についてです。
報道を見ると、成宮さん本人が
「信頼していた友人に裏切られ、複数の人たちがかけた罠にかかってしまった」と語っています。
メディアに売られるってどんな気持ちかは私はわかりませんが、信頼していた人に裏切られる気持ちは痛いほどわかります。私は今書いている精神科の記事や過去のメンタルヘルス系の記事で所謂メンヘラであったことをカミングアウトしていますが、その発端となったのが信頼していた人からの裏切りであります。
みなさんは信頼していた友人や恋人から裏切られたことはありますでしょうか。騙されたことはありますでしょうか。
あれは想像を絶する絶望です、目の前に見えるのは死です。
何人たりとも信用ならない、信用してはいけないと家族ですら疑い、人間と関わるのが怖くなってしまいます。
きっと今の成宮さんの気持ちを私は少しだけ知っています。一年前の自分を思い出して胸が痛いです。身体も重い。
彼が芸能界引退という選択を頑なに通したかった気持ちも理解できます。
麻薬を使ったとか使ってないとかそんなものは私の中で論点ではありません。どこまでが真実かはわかりませんが、もしその友人が本当にメディアに成宮さんの麻薬疑惑とセクシャリティについての情報を売ったとしたら、それは許される行為ではありませんし、それを掲載したフライデーも許されないと思います。
麻薬疑惑は芸能人としての成宮寛貴を殺しましたが、セクシャリティについての報道は陰湿極まりなく、人間としての成宮寛貴を殺す行為です。
彼は「消えてなくなりたい」と言っています。これは精神疾患を抱えて生きている人たちと何ら変わりません、そのうち自ら命を絶つという可能性もゼロではありません。それほど彼は追い詰められています。
また、現在の日本の報道バランスの偏りにも違和感を感じます。
芸能ニュースが多すぎます。それよりももっと国民に広めるべきことがあるのでは?
日本人のこの陰湿さが私は嫌いです。
書きたいことがまとまらないし誰かの二番煎じかも知れませんが・・・
成宮寛貴さん、無理はなさらないでください。それだけです。