anonymous

元手帳持ちがギリギリ普通の人間くらいになったやつです。そんな感じのあれです。

不登校について思ってること書きます。

 

こんにちは、寒い日が続いておりますが、皆様どうお過ごしでしょうか。

私はコンビニに行く以外家から出ていません。ニートの鑑ですね。だって寒いもん。

 

さて、時間も有り余っていることですし、今回は前から関心を持っている話題について書いて行こうかな、と思います。

 

不登校についてです。

 

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つい先ほどyoutubeで、愛知県にある「不登校生徒専門の中学校」のテレビ特集を切り抜いた物を見ていました。

チャイムが鳴らない、ゲームも漫画もケータイも持ち込めて、教科書がない。

不登校という言葉に対するイメージから、皆さんも察しがつくかと思いますが

敏感な子が多いんですね。チャイムの音が怖い、教室にいると苦しい、とか。

とても配慮されていて、これなら通いやすい子もいるだろうな、と感心しました。

 

私が見た切り抜き動画では、一人の女の子にフォーカスを当てていました。

小学生の時は普通に登校できていたという女の子。

なぜ登校できなくなってしまったのか、親によると

「期末テストのプレッシャーで・・・」

テストなんかろくに勉強もしないで遊び呆けていた私からすると「そんなことで!?」って感じなんですが、きっとすごく真面目なんでしょうね、彼女。

 

彼女のご両親としては、「普通に学校に行って、みんなと同じ勉強を受けて欲しい」

ということでした。

この時点でたくさん言いたいことあるんですが、最後にまとめて話しますね。(笑)

 

彼女は、教室に入ることができずに廊下で授業を受け、テストの時には保健室。

そこに担任の先生がテストの冊子を持ってやってきて、「こんな感じの内容だよ、時間があったらやってみて」と、中身を見せて説明していました。

先生の話を聞く彼女の顔には少しだけ笑顔がありました。

 

全部動画の内容を書いてしまうと、とんでもない文字の量になりますのでこの辺で動画内容の説明は終わりにします。

気になる方はyoutubeで「星槎 不登校」とか検索すれば出てくるんじゃないですかね。

 

 

▼まず一番に思ったこと

 

なんだ、この親。

 

私はまだ人の親ではないですし、自分が不登校だった経験もありません。

なので、このご両親の子育てに文句を言える立場ではないのは承知の上です。

それでも言いたい。無責任すぎる。

省略しましたが、このご両親のお子さん(↑の動画説明に出てきた「彼女」です)

撮影中に一度駅で逃走してるんですよ、担任の先生もいるところで。

その時にはなった言葉が、「先生大変、逃げた!」

 

・・・逃げた?

 

あなたたちが普通の子供に育って欲しいという願いを押し付けて学校に連れて行っているのに、「逃げた」とはなんですか?って感じです。

まず、普通に学校行って欲しいってなんやねん。お前らが楽したいだけだろ。

そう思われてもしょうがないですよ、動画の中では彼女自身の口からはなぜ学校に行きたくないのか、自分は本当はどうしたいのかが語られなかったんですから。

果たしてこの親は、本当に彼女の辛さを理解して、話し合ってその上で今の学校に通わせることにしたのでしょうか。甚だ疑問ですね。

 

 

▼コメント欄の幼稚さ

 

動画を見終わって、コメント欄を開くと

「なんでこいつら、元不登校のくせにテレビ出てんの?w」

「真面目に学校行ってるのバカらしくなるわ」

というコメントが目立ちました。

 

なにを言ってんだおめえは。

 

お前に関係ねえだろうが、この子たちはこの子達なりに苦しんで頑張って、それなのにまた学校に通ってんだぞ。すげえことだろうが。

ガキの考えることだから、ケータイとかゲーム機のことを言ってるんでしょうけど

頭悪いとしか言いようがないですね、どんな育ち方したら頑張ってる人にそんなこと言えるんだよ・・・。

 

こんな心無い言葉が溢れかえっていたコメント欄でしたが、一つだけ的を射た発言をしている人がいたのでご紹介します。

 

「ゲームに例えると、すでに強い装備がある人はそのまま進めばいい。

まだ装備が不十分な人は、そのまま進んでも死ぬだけだから、一旦逃げて、強い装備を揃えてからまた進めばいい。

大事なのは、逃げた先が強い装備を揃えられる場所かどうか。」

 

この通りなんですよね。

以前誰のツイートか忘れましたが、サバイバルゲームに例えている人もいました。

 

「普通の人間は、生まれてから社会または学校に出るまでに、親からたくさん立派な装備をもらって、万全の状態で出て行く。

でも、毒親や親がいない環境で育ったやつはそれがないから、みんなが銃を持ってるのにそいつだけナイフ一本で戦わされてるようなもんなんだよね」

 

全くもって、この通りです・・・。

個人的な解釈にはなってしまいますが、装備というのはきっと自己肯定感や特技など、いわゆる自信と言われる部分。

これがないと、本当に生きていくのって大変です。私もそうです。

自分を保つために必要な部分がかけてしまっているから、社会で生きづらくてダウンしてしまう。当たり前のことじゃないですか。

初期装備でボスがいる城に行けないですよね。(笑)

その装備を、本来親がたくさんあげるはずだった装備をもらえなかった子供達が、不登校になってしまいがちなのだと考えます。

 

 

▼親御さんに言いたいこと

 

「私の育て方が悪かったのか」と悩んでいるそこの親御さん。

そうです。あなたの育て方が悪かった。

でも育ってしまったものは取り返せません。きちんと子供と向き合うこと。

なにが辛いのか、どうして行けないのか、本当はどうしたいのか

親のメンツなんてどうでもいいんですよ、だって子供より先に死ぬんですから。

自分のメンツとか世間体とか気にしないで、子供に寄り添って一緒に考えてあげて欲しいです。

私はそれをしてもらえなかったまま大人になり、苦しみながら生きています。

 

 

不登校の子たちに言いたいこと

 

別に学校行かなくていいと思います。学校だけが全てじゃないです、本当に。

大人になって思いましただ、学校なんてクソ狭いコミュニティの中で一生懸命頑張ったあなたはそれだけですごい。

ゲームしててもいいし、漫画読もうと絵を描こうと、やりたいことやってみればいいと思います。

不登校は悪いことじゃない。今じゃクラスのうち1人は不登校らしいです。

よくあることです、気負わずにね。ゆっくりしてください、疲れたでしょ。

めんどくさい考え事は大人にさせればいいんですよ。よく頑張りました。

 

 

 

なんかすごい書きたいことごちゃごちゃになりました・・・

2500文字も書いたの、初めてかもしれないな。(笑)

私が学生の時も、不登校の子がいて、その子は教室の雰囲気が苦手だったみたいです。

それでもたまに保健室にはきていたみたいで、偉いなあと同い年ながら感心したことを覚えています。

 

もしこのブログを読んでくれた人の中に、不登校のお子さんを抱える親御さんや、不登校の子がいて

気分を悪くされたら、申し訳ありません。

が、ここは私が書きたいことをダラダラ書くところなので、好きにさせてもらいます。(笑)

 

 

大変長い記事、最後まで読んでいただきありがとうございました!

お疲れ様でした。