anonymous

元手帳持ちがギリギリ普通の人間くらいになったやつです。そんな感じのあれです。

仕事を辞めた、宗教もやめる。

 

お久しぶりです。

 

実は、仕事を辞めました。

あの昼ドラみたいな職場です。(笑)

 

辞めた理由としては、もう限界だったから。

毎日悪口と陰口のオンパレードで、さらには新人さんに「遅い!」と怒る始末・・・

(そんなん何年もいるあんたと比べたら遅いに決まってんだろ・・・)

それを見るのも聞くのも嫌になり、家族にも言わずに勝手に辞めました。(笑)

親に言わなかったのは初めてです。ちなみにまだ言ってないです。(笑)

 

 

さて、今回は

仕事を辞めるにあたって、私の中で起こったたくさんの葛藤や

長年引っかかっていたものにやっと気づくことが出来たことなど

たくさん書くことが溜まったので、書かせてくださいね。

 

 

 

実は、以前から家族に転職したい旨を伝えていたのですが、何故か父ではなく、昔から密接に関わっていた叔母に、転職を止められました。

それは・・・

 

『宗教上の理由』でした。

 

▷宗教二世の私。

書いたことがあるか分かりませんが、私は両親共に同じ新興宗教を信仰していて、その間に生まれたいわゆる宗教二世です。

どこの宗教とは言えませんが、仏教を元にしている、とだけ書いておきます。

物心着いた時から、この宗教はすごい、この宗教を信仰すれば幸せになれると刷り込まれていました。

 

 

▷一度目の、仕事イヤイヤ期

転職を悩んでいた時期に、霊能力者(バレ防止のために表記を変えています)に見てもらったことがあるんです。

縋っていたわけでもなく、ただ叔母に勧められるままに。

その霊能力者の言い分はこうでした。

「仕事はいつでも辞められる。あなたに救って欲しい霊がたくさんその仕事場にいる。救ってあげなさい。毎日祈りなさい。」

 

それを聞いた叔母が、父に報告。

父も盲信していますから、転職を認めてくれていたのに掌を返して反対・・・

悔しさで涙が止まりませんでした。

 

何故、自分の人生なのに

この宗教が死ぬまで面倒を見てくれて、お金をくれる訳でもないのに

父も叔母もいずれ死ぬのに

大切な若い時期を、宗教なんかに決められなきゃいけないのか。

 

 

それでも、従うしかなかったんです。

親と宗教には逆らえないように、上手いこと育てられてしまいました。

教えに背くと不幸になる。死ぬ。事故にあう。

そう刷り込まれていたら、洗脳されていたら、黙るしかなかったのです。

 

無念でした。

 

 

▷二度目の、仕事イヤイヤ期

その霊能力者との面談の数ヶ月後、ほぼ現在です。

Twitterで、仕事の愚痴をポロッと漏らした時。

あるフォロワーさんが、転職するなら仕事を紹介するよ、と声をかけてくださいました。

私よりも歳上の方で、転職も何度か経験されている方だったので、色々(宗教のことは隠して)相談しているうちに、また転職したい!という気持ちが強くなりました。

それをまた父に伝えると、「もう好きにしていいんじゃないか」というあっさりとした同意。

 

やっと辞められる・・・!

 

そう思ったのも束の間、何故か父が叔母にこのことを伝えてしまったんですね。

そこからもう、電話はかかってくるし家にも来るし、散々でした。

 

「まだ辞めてはいけない、あなたはあの職場で修行が残っている!」と言われた時・・・

 

 

うるせえ!!!!!

 

何が修行だ!何が救われない霊達だ!

知らねえよ、そんなもん!!

お金をもらうために仕事をしてるんだ!!

修行のために働いてるんじゃないんだ!!!!

 

 

爆発しました。(笑)

修行したいなら寺でもなんでも行くってんですよ。

時間を売ってお金を貰うだけのことなのに、それに霊的な〜とか、うるせえってんですよ。

 

 

 

▷長年引っかかっていたもの

そう思った時に、とてもスッキリしたんです。

いままでの人生、なにもしても

「上手くいけば仏様のおかげ。悪い事があったなら自分が至らないせい。」

と言われ続けていました。

徹夜で受験勉強して、首席で受かった高校受験も

精神を病み、自殺未遂を繰り返していた時期からの脱却も

すべて仏様のおかげで、私の努力など認められなかったのです。

 

それが当たり前だと思っていました。なんの違和感もなく。

今考えれば、おかしい話ですよね。

徹夜で勉強したから、受験に受かり

真剣に治療し、家族と友人に支えられながら生きたいと、普通に戻りたいと踏ん張ったからこそ今生きている私。

 

全部、私の努力じゃないですか。

 

めちゃくちゃ頑張ったじゃん、私。

 

 

初めて、いままで乗り越えてきたものが

自分の努力の賜物であったと認識できたのです。

 

洗脳って、怖いですね。(笑)

 

 

 

 

ケツイ

さて、随分と長くなりましたが

私はこの宗教を辞めることにしました。

叔母と父が生きている間は難しいかも知れませんが・・・

いつかは必ず、辞めます。

これが、私が今回仕事を辞めるにあたってどったんばったんした中での、決意です。

 

 

宗教については、まだまだ書き足りないですが

長くなりすぎるのと、仕事の話とは逸れてしまうので

またの機会に。

 

ここまでお読み頂いた方がいらっしゃれば

心より感謝致します。

お疲れ様でした!