anonymous

元手帳持ちがギリギリ普通の人間くらいになったやつです。そんな感じのあれです。

『夜回り先生って聞いたことある?』

 

 

はーいこんにちは~v・。・v

休みの日には一歩も外に出ない引きこもりの鑑、はなうぇいです。

 

今日はある人物についてお話させてくださいね。

(一部過激な表現を含んでいる場合がありますので、苦手な方はUターンしてください)

 

 

↓ここから本編

 

 

中学生のときに、文化祭の出し物に劇をやったんですが

そのシナリオを書く係に立候補したんですよ、確か。(笑)

その劇のテーマが「ヤンキーもの」だったんですが、いかんせんどんな話にしていいものかわからずに担任と他のクラスメイトと頭を悩ませたんですよ~懐かしい。

とりあえず図書室行ってみるか~って話になりまして、図書委員の先生に「なんかヤンキーのこと書いてある本ありませんか?」っていうめちゃくちゃアバウトな質問をしたんです。

そのとき出てきた本、それが私とその人物の出会いとなりました。

 

夜回り先生と夜眠れない子供たち / 水谷 修】

夜回り先生(上と同著者)】

 

という二冊の本を薦められるがままに借りました。

さっそく読み進めていきました。午後の授業中に。(笑)

この本は記憶が正しければいくつかの短いお話が集まったような内容だったと思うんですが、確実に授業中はおろか人前で読む本ではありませんでした。

 

あっ、だめだこれ泣く

 

ということでね。ひとつのお話を読むごとに目に涙を溜めている私はさぞ不審者だったことでしょう。(笑)

詳しい内容はこれから読む方の楽しみを奪う行為ですしあまり書きたくないのですが、簡単にまとめると

 

『著者の水谷修さん(通称:夜回り先生)が夜の街にいる、または夜眠れない生活を送っている少年少女一人ひとりと向き合っていく話』

 

みたいな感じですかね。本当に読んだのがもう6年くらい前なもので記憶が曖昧なのが申し訳ない・・・。

私が読んだこの二冊の中には、私が未来永劫知ることはなかったであろう世界がありました。当時の私と同年代の人たちが想像もできないような苦しみを抱えて生きている様が事細かに、一切のごまかしなくリアルに書かれており、テレビでよく流れてるような嘘くさいお涙頂戴の話とは比較にならないほどの悲しみと感動と、そして救いようのなさでした。

そしてそんな逆境に置かれてなす術もなく逃げる術もない子供たちを何とかしてやりたいという水谷先生の優しさと、どうにもしてあげられなかった子供たちへの強い後悔は確実に私の涙腺をぶち壊しに来ていました。

 

 

この記事を書くにあたって彼について色々と調べた結果、かつては自分のメールアドレスをホームページに載せて遠く離れた街の子供たちにも相談ができるようにしていたそうです、もちろん無償で。現在は水谷先生がご病気になってしまいそのメール相談はできなくなっています・・・本を読んでいただければわかると思うのですが、彼は子供たちのために相当体をはっていました、ある子を暴力団から抜け出させるために小指を詰めたこともあるそうです・・・そしてその子は彼の担任した生徒ではありませんし、もちろん他人の子供です。

 

他人の子供のためにそこまでする教師がいるんですよ。

 

どうですか今の教師は。いじめがあっても見てみぬフリ、責任の擦り付け合い・・・あきれてものも言えないですね(笑)

そんな人として見本になど到底なれないような教師が多いことは、少年犯罪の過激化のひとつの理由になっているんじゃないですか?

 

私は小学生のとき、家で虐待まがいのことをされていました。

朝から殴られて学校になかなか行かせてもらえず、やっとの思い出抜け出して学校に行った時に当時の担任に「何回遅刻すれば気が済むんだ」と怒られたことは絶対死ぬまで忘れないし許しません。殴られて泣いて目が思いっきり腫れているのに、見るからに服が汚いのに、クラスメイトから「汚い汚い」と馬鹿にされて泣いていたのに気付かないわけがないじゃないですか

挙句の果てにはさすがにまずいと思ったのか、私の家に直接「虐待してませんか?」なんて電話を入れてくる始末でした、もちろん「学校にチクったのか!!」とボコボコにされご飯は食べさせてもらえませんでした。(当時虐待まがいのことをしてきたのは今同居している父ではありませんのでご安心ください。笑)

家にも学校にも居場所なんてなかったのです。それが私のメンヘラとしての根底にあるものだと自覚しています。

 

 

話がそれてしまいましたが、私の担任だったような無能ではなく水谷先生のような教師が増えれば一体どれだけの生徒が、子供が救われていくでしょうか。

彼のような教師が増えることを願うばかりです。

 

 

↑ここまで本編

 

 

ああああああ長くなってしまった・・・

小学生時代の話は書きながらイライラしました。(笑)

マジで未来永劫許さんぞあの担任だけは。(笑)

 

本編で紹介した本の他にも水谷先生の本はたくさんありますので、ぜひ探してみてくださいねv・。・v

(古本屋さんにはあまり売ってないと思うのでネットで探したほうが早いかも)

特に中学生から高校生の子達に読んでもらいたい本です。読書感想文にどうぞ。(笑)

 

 

と!いうことで。

 

それではお疲れ様でした~

 

(画像はイメージです)

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